口説けることはかっこいいこと
僕が女性をまともに口説けない頃の話です。
テレビを見ていて目に飛び込んでくる口説き方のテクニックを見て、女性を必死になって女性を口説くことは恥ずかしいことだと思っていました。
ですが、それは口説けるようなってから「間違っていた」ということに気が付きました。
必死になれない人は無力で終わるということです。
口説けないときの自分がまさにそうでした。
必死にならないと得られない経験があるからです。
「なんとしてもこの女の子を口説き落としたい!」
そう思って必死になること男は進歩します。
それでもうまくいかないときはある
そのときにやれることは全部やって、それでも口説けないときはあります。
ですが、全力でやるからこそ見えるものがあります。
50%の力しか出さないときは残り50%で何が起こるかわからないんですね。
50%の力を出したときに、それでも口説けそうにない女性がいたときに、残り50%で口説けることはよくあります。
なので50%ではまだ予想ができないです。
80%までやっても残り20%で状況が一変して結果的に口説けることはあります。
終電まで残り15分からの逆転事例
バーで女性と飲んでいて、終電まで残り15分。
3回目のデートだからそろそろ決めたいと思っているとき。
思い切ってアクセル全開にして、酔っぱらいながらも上腕筋と大胸筋をフル稼働させ、お姫様抱っこをしてそのままタクシーに乗せて連れて帰ったら、無抵抗のままお持ち帰りできたなんてこともありました。
このときは自分の思い切った行動に、かっこよさを感じました。
人があとでどう思いかはどうでもいいです。
僕はこのとき自分のことをかっこいいと思えたのでそれで十分です。
別に武勇伝を語りたいわけではありません。
大事なのは、自分でどう思うかです。
リスク0理論
長い目で見たときに、女の子を口説くにあたってリスクなんてありません。
デート代とかけた時間、メンタルくらいですが、お金も働けば復活しますし、かけた時間は裏切りません。
メンタルは、カラオケに行って大声で発散するか、家でシャワーを浴びながら奇声を発すれば解消できます。
僕はよく奇声を上げているらしいです。
メンタルが不調になる人はストレス解消の方法から模索したほうがいいですね。
必死なら負けても経験値は手に入る
そして、ロールプレイングゲームと違って、負けても経験値は手に入るものです。
思い切ってアクセルを踏んでもうまくいかないことはあります。
女の子が止めたタクシーに無理やり乗り込んで、相手の家の前まで来たけど、結局相手の家には入れてもらえなかったこともあります。
大事なのは事実を受け止めて何を学ぶかです。
事実を捻じ曲げても意味がありません。
相手のせいにして意味がありません。
そのときは一時的に疲れますが、密には進歩をしているんです。
大事なのは悔しさを次のエネルギーにすることです。
エネルギーさえあれば行動できます。
そうやっているうちに、格上と思える女性と口説き落とせることがあります。
そのとき自分もとうとうここまで来たか!
努力してよかった!
「自分ってかっこいい」と思えるときが来ます。
そのとき嫌な思い出は忘れてかけているので、もはやリスクなんてないんですね。
自分で振り返りができないなら友達にでも相談することです。
友達に相談できないならマッチングアプリで知り合った、どうでもいい利害関係のない女性にでも相談することです。
利害関係がなければ、利害関係がある友達にも同僚にも話せないことも話せます。
僕は3年前に知り合った地方の女性に未だに相談することはあります。
会うことない人なので相手なのでなんでも話せます。
相手もこちらのことをどうでもいいと思っているので、お互い都合のいい話し相手になれます。
基本的な女性の口説き方
小学生でもわかるシンプルな言葉を使う
回りくどい言葉よりも、シンプルな言葉のほうが伝わりやすいからです。
目安としては小学4年生レベルでもわかる言葉にすることです。
相手のことを信じること
自分が相手のことを信じるから相手も自分のことを信じてくれます。
貴重品を置いてトイレに行けるくらい相手のことを信用できれば、とりあえずの目標はクリアです。
それが、トイレに行くたびに貴重品をもってトイレに行くような相手とは付き合えません。
そんな姿を相手に見せれば、相手からの信用も得られません。
信じてもらえるから安心を感じてもらえ、好きになってもらえるのです。
財布を盗まれるかも、浮気されるかもと思う相手とは付きませんからね。
当たり前ですよね。
相手のことを信じられるからこそ相手から信用されます。
相手から信用されるからこそ相手が好意を持ってくれます。
その好意が見えるから、こちらも思い切ってアクセルを踏めるようになります。
タイミングを見てボディタッチをする
ボディタッチは必須のコミュニケーション手段です。
ボディタッチをするのとしないのでは盛り上がり方が全然違います。
ボディタッチは手、肩、お腹、頭、腰、唇、の順がやりやすいと思うので、まずは手をつなぐことを意識してください。
手をつなぐ理由は、自分のためではなく、相手のためです。
相手にドキドキさせて楽しんでもらうためです。
つまりはエンターテイメントの演出の1つですね。
自分が相手に触れたいからではなく「相手のため」にする。
そう考えると少し気持ちが楽になりませんか?
相手に喜んでもらえるからプレゼントを渡すのと一緒で、相手にドキドキして喜んでもらえるからボディタッチをするんです。
ボディタッチが下手な人とうまい人には、この根本的な考え方の違いがあります。
自分の意志を言語化しておく
自分の意思を言葉にして相手に伝えることは大切です。
それがコミュニケーションです。
コミュニケーションがとれない人とは長く付き合えません。
考えはあるけど言葉にするのが難しいことはあると思います。
- 自分はどういう人がタイプだと思っているのか(現時点での意見)
- あなたと(その女性)とどうなりたいのか
- 付き合ったらどういう関係を目指していきたいのか
この考えをもって相手に意見をぶつけ、相手との意見をすり合わせることで意見が合致すれば口説けます。
口説くのは相手を論破することとは違います。
口説くのは二人の意見を一致させることです。
意見が合致すれば、思い切って告白するなど、リスクをとる必要はありません。
まずは自分の無意識の中から単語を取り出すことです。
その単語を組み合わせて文章にします。
それであなたが言いたいことが相手に伝わる言葉にできます。
これはいきなりはできないので、まずは自己分析で、上の3つ質問を女の子からされたときにどう答えるのか、考えてみてください。
口説き文句を決めておく
上の言語化しておくことと違いですが、自分の口説き文句を用意しておくことです。
過去に口説けた口説き文句があるなら、それを使うのも手です。
一人の女性に刺さった口説き文句は、他の女性にも通じる可能性があります。
無理に相手に合わせない
言語化しておくことと似ていますが、自分の考えとは合わないときには無理に話を合わせないことです。
自分の考えに合わないのに、無理に相手の考えに共感したように装うのはよくありません。
頭では理解しても共感できないことには共感しなくて結構です。
理解は頭でするものですが、共感は心でするものですので、共感は無理にしなくて大丈夫です。
相手に嫌われたくないから、相手に好かれたいから相手の言いなりになりのは違います。
そういう無理は長くは続きませんし、相手からも加点にはなりません。
注意していただきたいのが、共感はしなくてもよいですが忖度は必要です。
相手が何を考えているのか、どうしてほしいのかを推し量る力は必要です。
それができれば先読みで行動できますから。
相手に無理に合わせないのと忖度をしないのは似て非なるものです。
言葉って難しいですが、言葉の解釈に自信がなければ辞書で本当の意味を調べるところから始めてみてください。
そうやってなんとなく使っている言葉の精度を上げていくことで、口説きの引き出しが多くなっていきます。
行けると確信したら一気にアクセルを踏む
行けると思ったら一気にアクセルを踏んでクロージングすることです。
告白でもいいですし、相手に告白させるように誘導質問をしてもいいです。
二人きりになれるカラオケに行き、キスをしてもいいです。
行けると思うタイミングは相手によっても自分の経験値によっても違ってきます。
経験値が多い人は、「行ける」「行けない」の判断基準が明確ですが、恋愛経験が少ない男性はこの感覚がどうしても鈍感だと思います。
こればっかりは経験して自分で腹落ちするしかないです。
そして恋愛経験が少ない人は、脈ありに気が付いていながらもアクセスを踏むのを躊躇する人もいると思います。
アクセルを踏むのを怖くなってしまう場合のことです。
アクセルは踏むからこそ、その先の展開が見えてきます。
もしかしたらいい方向へ転ばないかもしれませんし、いい方向へ転ぶかもわかりません。
それは状況次第なので、これをやればいいというものはありません。
やることは1つです。
それは思い切ってアクセルを踏むことです。
ブレーキを踏んで安全地帯を抜け出して、どう転んでもアクセルペダルを折れるくらいに踏み込むことです。
ドラクエで言うところの「ガンガン行こうぜ」に作戦を変えてください。
スライム相手にイオナズンを使うくらい残りのMPを考えずに、アクセルを踏み切ってください。
盛ってもいいけど自分のための嘘はつかない
嘘はあとで自分の首を絞めます。
嘘をつくとどうしても説得力が減ります。
それは罪の意識を感じるからです。
罪悪感があると言葉の1つ1つに胡散臭さが出ます。
女性はそれを敏感に感じ取ります。
どんなに言葉巧みに口説いても、言葉の内容が薄っぺらく聞こえてしまうんです。
相手のための嘘ならついても大丈夫です。
ですが自分の保身のための嘘は禁物です。
自分の保身のための嘘は後味の悪い罪悪感が残ります。
状況を楽しむ
口説き上手な人は、臨機応変に状況を楽しむことができます。
流れが悪いときもありますので、そこからどう挽回しようか、考えることも楽しみの1つです。
まるで戦略ゲームをやっているかのように状況を楽しんでいればいい方向へ転ぶこともあります。
今回がだめでも毎回楽しんでいれば、「好きこそものの上手なれ」という言葉がある通りになれます。
一方で、デートのたびに胃がキリキリしている人が到底うまくいくとは思えません。
楽しむ人とストレスに感じる人なら圧倒的に楽しむ人が有利なことはおわかりいただけるでしょう。
同じデートでも、楽しめる人とストレスに感じる人は考え方そのものが違います。
ストレスに感じる人は、まずは考え方の1つひとつを改める必要があります。
まだ理解できなくていい
上に書いた項目は、今はまだ理解できなくていいです。
ここに書いた項目は、口説ける人が無意識でやっていることです。
もし周りに口説き上手な人がいたら答え合わせのように、合っているか聞いてみると面白いと思います。
抽象的な部分も多くまだイメージがわかない人もいるかもしれませんが、段々と上の項目の重要性がわかってくると思います。
口説ける男の意外な副産物
口説きがうまい男は、彼女ができてからもメリットがあります。
それは彼女に浮気されにくくなることです。
付き合った後も彼女を口説いて喜ばせることができれば、彼女が浮気する可能性を減らすことができます。
それが、付き合ったら安心していては、付き合う前のときのような情熱が感じられなくなって、付き合う前の頃が一番よかったな、ということになってしまいます。
次第に他の男性にも目が行って浮気される可能性が高くなります。
そうならないように、付き合ったあとも彼女を喜ばせる必要があります。
そのために彼女を口説き続けることが必要です。
付き合っても安心しないことです。
付き合ったらもうこっちのものだろうという「だろう運転」をしないことです。
付き合ったとしても、油断して手を抜くといつでも他に行ってしまうかもしれないという、「かもしれない運転」をすることです。
かもしれない運転をすることで事故を減らせます。
浮気は事故です。
事故は自分で起こすものではなく相手に起こされることもあります。
歩道を歩いていたら暴走する車にはねられると似たようなもので、彼女に事故を起こされることもよくあります。
歩道を歩いていていれば安心なわけではないのと同じで、自転車にぶつかるかもしれないし、出会いがしらに車にひかれるかもしれないという「かもしれない運転」をすることです。
わかりきったことですが、事故る人はこの基本ができていません。
浮気されたい人は「だろう運転」でも結構です、
ぜひ次のデートから意識をしてみてください。
異論がある方はTwitterのDMもしくは、ブログの問い合わせからクレームを送ってください。
まとめ
- 口説けることはかっこいいこと
- それでもうまくいかないときはある
- 終電まで残り15分からの逆転事例
- リスク0理論
- 必死なら負けても経験値は手に入る
- 小学生でもわかるシンプルな言葉を使う
- 相手のことを信じれば相手からも信じてもらえる
- タイミングを見てボディタッチをする
- 自分の意志を言語化しておく
- 過去にうまくいった口説き文句を再利用する
- 無理に相手に合わせない
- 行けると確信したら一気にアクセルを踏む
- 盛ってもいいけど自分のための嘘はつかない
- 状況を楽しめる人が最強
- まだ理解できなくていい
- 口説ける男は彼女に浮気されにくくなる
今回は考え方を中心にお伝えしました。
恋愛は何歳になってからでも、考え方次第でいくらでも変えられます。
そしてうまくいく人と下手な人の違いはテクニックよりも、そのテクニックを使う考え方次第で大きく結果が変わってきます。
考え方さえ変えられればいいので、変えようと思えば0円で変えられます。
顔面の整形に数百万かける必要もなければ、身長を5センチ伸ばす必要もありません。
そういう意味では考え方を変えるのが、一番コスパがいいと言えます。
ところが、その考え方を変えられずに苦しむ男性が多くいます。
僕が恋愛コンサルタントではなく、恋愛パーソナルトレーナーと名乗るのには、この考え方を変えることに注力しているためです。
考え方を変えるために、一緒に行動して成功体験を積むことで、これまでの固定観念を1つずつ変えていくことに注力しています。
彼女を作ることは大して難しいことではありません。
考え方を変えれば2日でできる人もいます。
見た目よりなにより、この考え方をいかに変えるかを追求しています。
がんばってはいるいけどなぜかうまくいかないと悩むなら、うまくいかない原因は考え方が間違えているからという場合がほとんどです。
固定観念や過去のトラウマで行動がセーブされている人もいます。
がんばっていることと結果が出ることは繋がりません。
がんばって出会いを増やしても、月に2人しか出会っていないなら、それは根本の母数が少なすぎです。
彼女が出来るまで10年かけたいならそれでもいいです。
お世辞にも理想とは言えない女性と妥協して付き合うならそれでもいいです。
それも否定はしませんし、最初の彼女としてはそれも大いにありです。
ですが、理想の彼女を作りたいなら月に2人は少なすぎます。
出会いの数としてではなく、経験値として少ないです。
経験値が少ないと、理想の女性が現れたときに戦える材料がないからです。
相手はいろんな男から口説かれている恋愛経験がある女性です。
一方で、女性経験すらない男性では、相手の女性から男として見てもらうことすら難しくなります。
これはいわゆるいい人止まりということになります。
優しいけど付き合うのは無理。
まじめで誠実そうだけど付き合うのは無理、と言われることです。
これでは本人はがんばっていても、それでは理想の彼女をまでは程遠いです。
それなりの女性を口説くには、男性側もそれなりの恋愛経験が必要です。
恋愛経験は人によって違います。
トラウマやコンプレックスになっていることもひとそれぞれ違います。
そういう人のために、人に合わせてメニューを組んでいます。
大きな目標として「〇〇日以内に〇〇な彼女を作る」という目標に対しては、結果が出るまで一緒に行動しています。